君をひたすら傷つけて
「それはよかったわ。雅。さ、そろそろ始めましょ」
私が部屋の端にある姿見をを動かそうとしたら、リズがしてくれて、私はリズの背中をみつめていた。この背中を追って私はずっときた。オートクチュールのコレクション以外でこんな風にリズと一緒に仕事をするのは新鮮だった。
パリで出会ってから、私の心の支えにリズはなってくれていた。そして、今も心強い。自分の技術が及ばないのは分かっている。でも、目の前に素敵な目標がある。スタイリストとして私の目指す道の先には必ずリズがいる。
「ありがと。リズ」
私は幸せだった。
結婚式の準備というのは時間が掛かる。普通なら結婚式の数時間前から新婦は式場入りして、準備をする。でも、他の控室でも準備をしているとはいえ、どんなに頑張っても待たせるのは仕方ない。
リズは現場に慣れているから、二人で里桜ちゃんの準備をすれば早く終わると思った。
「雅はどう思う?ドレスの感じからして、巻いてあげた方がいいとは思うけど、かといって、全部上げるよりは少し下ろした方が可愛いのよ。でも、結婚式だから全部アップの方がいいかと悩んだりしてね。この後、結婚パーティもするんでしょ。それなら、時間を掛けずに変えられる方がいいけど」
「とりあえず、全体的に纏めて、一部分を下すのはどう?もしも、ドレスと合わないなら、それから上げてもいいし。そうでないと、纏めた後に一部分を下ろすのは大変よ。ある程度、動いても崩れないように固めないといけないし」
今回の結婚式はその後にあるパーティのことを考えないといけない。レストランでのパーティだから、豪華にする必要はないけど、里桜ちゃんの可愛らしさを出してあげたいとも思う。
私が部屋の端にある姿見をを動かそうとしたら、リズがしてくれて、私はリズの背中をみつめていた。この背中を追って私はずっときた。オートクチュールのコレクション以外でこんな風にリズと一緒に仕事をするのは新鮮だった。
パリで出会ってから、私の心の支えにリズはなってくれていた。そして、今も心強い。自分の技術が及ばないのは分かっている。でも、目の前に素敵な目標がある。スタイリストとして私の目指す道の先には必ずリズがいる。
「ありがと。リズ」
私は幸せだった。
結婚式の準備というのは時間が掛かる。普通なら結婚式の数時間前から新婦は式場入りして、準備をする。でも、他の控室でも準備をしているとはいえ、どんなに頑張っても待たせるのは仕方ない。
リズは現場に慣れているから、二人で里桜ちゃんの準備をすれば早く終わると思った。
「雅はどう思う?ドレスの感じからして、巻いてあげた方がいいとは思うけど、かといって、全部上げるよりは少し下ろした方が可愛いのよ。でも、結婚式だから全部アップの方がいいかと悩んだりしてね。この後、結婚パーティもするんでしょ。それなら、時間を掛けずに変えられる方がいいけど」
「とりあえず、全体的に纏めて、一部分を下すのはどう?もしも、ドレスと合わないなら、それから上げてもいいし。そうでないと、纏めた後に一部分を下ろすのは大変よ。ある程度、動いても崩れないように固めないといけないし」
今回の結婚式はその後にあるパーティのことを考えないといけない。レストランでのパーティだから、豪華にする必要はないけど、里桜ちゃんの可愛らしさを出してあげたいとも思う。