君をひたすら傷つけて
「うん。感動したの。素敵な結婚式だったから、つい涙がでて。篠崎さんと里桜ちゃんの結婚式は教会も素敵だったけど、何よりも、大好きな人に見守られながらの式に感動したの。里桜ちゃんもとっても綺麗で、可愛くて、そして、とっても幸せそうだった。羨ましくなるくらいよ」
「羨ましくなる必要はないよ。雅が結婚する時は、今日と同じくらいに素敵な結婚式が出来るようにする」
「私の結婚式はお兄ちゃんがプロデューサーなの?」
「ああ。海斗に負けないくらいに頑張るよ。大事な雅の結婚式だからな。今日の里桜さんに負けないくらいに幸せにしてやるから。羨ましく思う必要ない」
「そうね。でも、そんな日は来ないかも。私、結婚する気はないし」
「今はそうでも、先は分からないだろ。今、決める必要はない」
そういって私を見つめたお兄ちゃんの表情にドキッとしてしまった。お兄ちゃんの表情が余りにも義哉に似ていたからだった。一見すると、お兄ちゃんと義哉は似てない。でも、さっきのようなふとした瞬間にお兄ちゃんの中に義哉を見る。空腹状態でシャンパンを飲んだからだろうか、お兄ちゃんに義哉が重なる。
「高取さん。ちょっといいですか。写真の件で相談が」
私とお兄ちゃんが話していると、神崎くんが話しかけてきた。教会で思う存分写真を撮ったのか満足そうだった。
「ああ。いいよ。じゃ、雅。しっかり食べるんだよ。また、後から来る」
「羨ましくなる必要はないよ。雅が結婚する時は、今日と同じくらいに素敵な結婚式が出来るようにする」
「私の結婚式はお兄ちゃんがプロデューサーなの?」
「ああ。海斗に負けないくらいに頑張るよ。大事な雅の結婚式だからな。今日の里桜さんに負けないくらいに幸せにしてやるから。羨ましく思う必要ない」
「そうね。でも、そんな日は来ないかも。私、結婚する気はないし」
「今はそうでも、先は分からないだろ。今、決める必要はない」
そういって私を見つめたお兄ちゃんの表情にドキッとしてしまった。お兄ちゃんの表情が余りにも義哉に似ていたからだった。一見すると、お兄ちゃんと義哉は似てない。でも、さっきのようなふとした瞬間にお兄ちゃんの中に義哉を見る。空腹状態でシャンパンを飲んだからだろうか、お兄ちゃんに義哉が重なる。
「高取さん。ちょっといいですか。写真の件で相談が」
私とお兄ちゃんが話していると、神崎くんが話しかけてきた。教会で思う存分写真を撮ったのか満足そうだった。
「ああ。いいよ。じゃ、雅。しっかり食べるんだよ。また、後から来る」