君をひたすら傷つけて
リズはこういう時は本当に楽しそうに揶揄う。真っ赤になる里桜ちゃんが可愛くて可愛くてしょうがないようだった。朝までなんて日本人がドキドキしてしまうような言葉をサラッというから恥ずかしくなってしまう。
「さあ、どうでしょう」
篠崎さんはリズの攻撃をサラッと躱した。どうとでも取れる返答にリズは気に入ったようだった。
「やっぱり聖の友だちね」
そんな話をしながら、シャンパンを飲み、その後、白ワインに移って、食事をしながら楽しんでいると、神崎くんがやってきて、篠崎さんと里桜ちゃんを撮影するからと言って連れて行ってしまった。
そして、レストランのフレンチドアの向こうに広がる庭に出ると二人で並んで写真と撮りだした。そんな姿を私はぼーっと眺めながらワインを飲んでいた。口当たりのいいワインは怖いくらいに進む。
抱き合ったり、並んだり、たまにお姫様抱っこをしたり……。幸せそうな二人だった。レストランの中を見つめると聖さんの息子の叶くんは里桜ちゃんのご両親に甘えていた。普通なら物怖じしそうな状況なのに、屈託ない微笑みを向け甘えている。それでいて、里桜ちゃんのご両親も心から楽しんでいるようだった。
小学生の男の子と出会うことが少ないから分からないけど、今どきの小学生はあんなに見目麗しいものだろうか。橘聖の息子と一目で分かるその容姿は稀有なものだった。後数年もすれば、父親を超えるかもしれない。橘聖は男らしさや強さを持っている。でも、その息子の叶くんは愛嬌が良く笑顔が可愛い男の子だった。
「さあ、どうでしょう」
篠崎さんはリズの攻撃をサラッと躱した。どうとでも取れる返答にリズは気に入ったようだった。
「やっぱり聖の友だちね」
そんな話をしながら、シャンパンを飲み、その後、白ワインに移って、食事をしながら楽しんでいると、神崎くんがやってきて、篠崎さんと里桜ちゃんを撮影するからと言って連れて行ってしまった。
そして、レストランのフレンチドアの向こうに広がる庭に出ると二人で並んで写真と撮りだした。そんな姿を私はぼーっと眺めながらワインを飲んでいた。口当たりのいいワインは怖いくらいに進む。
抱き合ったり、並んだり、たまにお姫様抱っこをしたり……。幸せそうな二人だった。レストランの中を見つめると聖さんの息子の叶くんは里桜ちゃんのご両親に甘えていた。普通なら物怖じしそうな状況なのに、屈託ない微笑みを向け甘えている。それでいて、里桜ちゃんのご両親も心から楽しんでいるようだった。
小学生の男の子と出会うことが少ないから分からないけど、今どきの小学生はあんなに見目麗しいものだろうか。橘聖の息子と一目で分かるその容姿は稀有なものだった。後数年もすれば、父親を超えるかもしれない。橘聖は男らしさや強さを持っている。でも、その息子の叶くんは愛嬌が良く笑顔が可愛い男の子だった。