君をひたすら傷つけて
「そうと決まると、日本に帰ってからは一番最初に美味しい和食を食べに行きましょ。イタリア料理もフランス料理もいいけど、和食が恋しくなるわ」
私は自分がフランス語学留学前にお兄ちゃんに和食の店に連れて行ってもらったのを思い出した。そして、帰ってきてからも一緒にお兄ちゃんと同じ店に行った。とても美味しくて、日本人に生まれてよかったと思った。
「どの料理も美味しいのに、普通の白ご飯とお味噌汁が欲しくなります。日本にいる時はそんなことなかったのに」
「こういう時に日本人だということを感じるの。遺伝子に組み込まれているのかもしれないわね」
「雅さん。あの。色々ありがとうございました」
「いいのよ。私が好きでしたことだから。それに里桜ちゃんの結婚式は色々な意味で考えさせられたわ。私、結婚しない主義だったの。でも、今日の結婚式を見ていいなって思ったの。心から素敵だと思ったし、私も幸せになりたいと思った」
里桜ちゃんと話していて、なんか自分の気持ちに素直になれていると思った。下手な防御壁を優しい微笑みと雰囲気で壊すのか、里桜ちゃんと一緒にいると素直に自分の気持ちを見つめなおすことが出来る気がした。
私は幸せになりたいと思った。
「チェックインは終わったみたいね。今日は疲れただろうから、ゆっくりと寝た方がいいとは思うけど、無理でしょうね。今日は結婚初夜ですもの」
「もう籍も入れているし、そんなの関係ないと思います」
「そうかしら?」
私は自分がフランス語学留学前にお兄ちゃんに和食の店に連れて行ってもらったのを思い出した。そして、帰ってきてからも一緒にお兄ちゃんと同じ店に行った。とても美味しくて、日本人に生まれてよかったと思った。
「どの料理も美味しいのに、普通の白ご飯とお味噌汁が欲しくなります。日本にいる時はそんなことなかったのに」
「こういう時に日本人だということを感じるの。遺伝子に組み込まれているのかもしれないわね」
「雅さん。あの。色々ありがとうございました」
「いいのよ。私が好きでしたことだから。それに里桜ちゃんの結婚式は色々な意味で考えさせられたわ。私、結婚しない主義だったの。でも、今日の結婚式を見ていいなって思ったの。心から素敵だと思ったし、私も幸せになりたいと思った」
里桜ちゃんと話していて、なんか自分の気持ちに素直になれていると思った。下手な防御壁を優しい微笑みと雰囲気で壊すのか、里桜ちゃんと一緒にいると素直に自分の気持ちを見つめなおすことが出来る気がした。
私は幸せになりたいと思った。
「チェックインは終わったみたいね。今日は疲れただろうから、ゆっくりと寝た方がいいとは思うけど、無理でしょうね。今日は結婚初夜ですもの」
「もう籍も入れているし、そんなの関係ないと思います」
「そうかしら?」