イケメンすぎてドン引き!
「モモカちゃーん! このあとヒマー?」
クラスメイト達に好奇の目で見られ、気まずい思いをしながらスミスさんのもとへ行くと、
そう言われ、可愛い目でじっと見つめられた。
ううっ、まぶしい。
しかし、今日は――。
「すんません、この後友達と遊ぶので……」
「そっかぁ。それってすぐ行かなきゃだめ? ちょっとだけでも無理?」
甘えるように首をかしげながら、再びじーっとあたしを見つめるスミスさん。
廊下を行き交う同級生たちが、
あたしたちをチラ見したり、ヒソヒソ話をしたりしている。
うぅ、そんなに見つめないでくださいよぉ。
しかも、みんなに変な噂立てられたら嫌だなぁ。
あ、そういえばヒロキ氏はノリ坊と駅ビル寄ってから合流するらしいし、
ミーちゃんも帰る前に課題提出しなきゃ~って言ってた。
……ちょっとだけなら大丈夫かも。
そうスミスさんに伝えると、
彼は、きゅっと頬を上げ、大きな二重の目を縮ませながら、
「やったー! 急な誘いなのにありがとね~!」
と、おばあちゃんから臨時のおこずかいをもらった甥っ子のような笑顔をあたしに向けた。
こやつ……母性本能くすぐるタイプか……!?