とんだ勘違いから
相変わらず玲がドアをくぐると大声で俺を歓迎してくれるから

みんなの視線が...

ゲイバーで男たちからの視線はうざい。



有本が先週は歓迎会を開いてくれて、なぜか1課には女はいないのに秘書課や受付の綺麗どころを揃えたと言って歓迎会よりも、合コンなんじゃないのか、と思えるような感じで課のものは喜んでいたが、俺はさっさと2次会は行かずに帰った。


そのまま玲のバーによっても良かったと今になって思う。

この場は気を使わなくていい。



「で、仕事はどうなの?」

少し時間があって玲と会話できる時があって世間話をしていたら



「れいさーん、こっちに来てよー。

もう、男ばっかり相手して!ヤキモチ焼いちゃうんだから!」


と酔っ払った声で玲に話しかける女。



いや、女装をした男がカウンターのはしに座っていた。



「またアイツ?

妹分飲ませるなよ。」



全く酒癖の荒い奴に目を向けたが玲はやさしい目を向けて言われるままにアイツの方へ行ってしまった。



「あっ、来てたのか。」

と言い振り返ると隆治がスーツのままネクタイを緩めて隣に座った。





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