あなたと恋の始め方①
本社営業一課を統べる高見主任のことだから、元の部下である小林さんには期待もするし、目標も課すだろう。社で決められた目標なんか足元にも及ばないような目標必達を求めてくる。静岡支社に所属は変わったとしても小林さんにとって高見主任の言葉は絶対。
小林さんに目標を課したとしても、高見主任の自己の目標は遥かに高く。その数字を聞けば、小林さんが『無理』なんて簡単には言えないだろう。高見主任の凄いのは自己目標を完璧にこなし、尚且つ…。人の出来ないところまで到達する。それが『本社営業一課』の営業。そして、そこで主任という地位にあるのは並大抵のことではない。
そんな高見主任が新人の時から英才教育?を施したのが小林さん。小林さんも高見主任が通ってきた道を歩いて行くのだろう。
「そうなんですね。お仕事頑張ってくださいね」
「仕事を頑張るのはいいけど、美羽ちゃんに会える時間が減るのは嫌だな。仕事は大事だけど、今の俺には美羽ちゃんも大事」
朝の慌ただしい駅のベンチで二人でいて、小林さんの言葉に赤面する私がいて。恥ずかしくて仕方ないのに…嬉しくて幸せと思ってしまう。でも、そんなに甘くないのは次の電車まで7分しかなかったということ。少し話をして、コーヒーを飲んでいるとホームに電車が到着するアナウンスが響いたのだった。
「もうそろそろ行かないと。美羽ちゃんと一緒の時間はとっても早い。仕事に行きたくないなぁ」
小林さんに目標を課したとしても、高見主任の自己の目標は遥かに高く。その数字を聞けば、小林さんが『無理』なんて簡単には言えないだろう。高見主任の凄いのは自己目標を完璧にこなし、尚且つ…。人の出来ないところまで到達する。それが『本社営業一課』の営業。そして、そこで主任という地位にあるのは並大抵のことではない。
そんな高見主任が新人の時から英才教育?を施したのが小林さん。小林さんも高見主任が通ってきた道を歩いて行くのだろう。
「そうなんですね。お仕事頑張ってくださいね」
「仕事を頑張るのはいいけど、美羽ちゃんに会える時間が減るのは嫌だな。仕事は大事だけど、今の俺には美羽ちゃんも大事」
朝の慌ただしい駅のベンチで二人でいて、小林さんの言葉に赤面する私がいて。恥ずかしくて仕方ないのに…嬉しくて幸せと思ってしまう。でも、そんなに甘くないのは次の電車まで7分しかなかったということ。少し話をして、コーヒーを飲んでいるとホームに電車が到着するアナウンスが響いたのだった。
「もうそろそろ行かないと。美羽ちゃんと一緒の時間はとっても早い。仕事に行きたくないなぁ」