あなたと恋の始め方①
「わかりました。私も頑張ります。でも、終わらなかったらごめんなさい」
私も頑張ると思ってはいても、正直、研究次第なのでどうなるか分からない。でも、頑張ろうとは思う。小林さんの言ったとおりに少しでも…10分でも会いたいと思う。
「うん。俺も頑張って来る。終わったら連絡する」
「はい。私も仕事が終わったら連絡します」
そんなことを話していると電車がホームに入ってきた。入ってきた電車はさっきと同じように満員でどうみてもギュウギュウになっている。そこにホームに並んでいる人が乗るのだから、小林さんはさっきと同じように苦しい思いをするだろう。でも、見上げた小林さんの横顔はとっても爽やかで電車の車両を見詰めていた。
「朝から楽しかった」
「え?」
「行ってくる」
「は、はい」
小林さんは爽やかで眩しい笑顔にドキッとして身体を強張らせた私を置いて、電車に乗り込んで行く。そして人ごみに塗れながらも電車の中から私の方を見つめていた。真っ直ぐな視線はずっと私に注がれていて…。私も視線を話すことが出来なくて…。電車のドアが締まりドアが私と小林さんの間を隔てて静かに走り出すまで見つめていた。
小林さんは軽く手を挙げて…。それからすぐに見えなくなってしまった。
『お仕事頑張ってください』
見えなくなると寂しいと思うと同時に仕事を頑張ろうと思うのはやっぱり私が仕事人間だからかもしれない。ホームから改札に向かう私は真っ直ぐに前を見つめていた。
私も頑張ると思ってはいても、正直、研究次第なのでどうなるか分からない。でも、頑張ろうとは思う。小林さんの言ったとおりに少しでも…10分でも会いたいと思う。
「うん。俺も頑張って来る。終わったら連絡する」
「はい。私も仕事が終わったら連絡します」
そんなことを話していると電車がホームに入ってきた。入ってきた電車はさっきと同じように満員でどうみてもギュウギュウになっている。そこにホームに並んでいる人が乗るのだから、小林さんはさっきと同じように苦しい思いをするだろう。でも、見上げた小林さんの横顔はとっても爽やかで電車の車両を見詰めていた。
「朝から楽しかった」
「え?」
「行ってくる」
「は、はい」
小林さんは爽やかで眩しい笑顔にドキッとして身体を強張らせた私を置いて、電車に乗り込んで行く。そして人ごみに塗れながらも電車の中から私の方を見つめていた。真っ直ぐな視線はずっと私に注がれていて…。私も視線を話すことが出来なくて…。電車のドアが締まりドアが私と小林さんの間を隔てて静かに走り出すまで見つめていた。
小林さんは軽く手を挙げて…。それからすぐに見えなくなってしまった。
『お仕事頑張ってください』
見えなくなると寂しいと思うと同時に仕事を頑張ろうと思うのはやっぱり私が仕事人間だからかもしれない。ホームから改札に向かう私は真っ直ぐに前を見つめていた。