あなたと恋の始め方①
私も白衣を脱いで研究室にあるロッカーに白衣をしまいながら、バックから取り出した携帯を開くとメールも通話も一番上には小林さんの名前があって…。そんな些細なことだけど私はドキッとしてしまうのだから、本当の恋なのだと改めて思う。あれからそんなに時間は経ってないけど、もう本屋の方に行ってしまっているかもしれない。行ってしまっていたら戻って来て貰わないといけないので申し訳ない。
『私が駅前の本屋まで行った方がいいかしら?』
そんなことを思いながら、画面の上に指を滑らせメールを作っていく。でも、そこは恋愛初心者の私が作るメールだからシンプルな用件だけだった。
『今から会えますか?仕事終わりました』
用件だけのメール送信して、ハッとして大きく落ち込んだ。せめて短い用件だけのメールなのだから、最後に絵文字の一つでも使えばよかった。女子力は果てしなく低い。自分の女子力の欠如を悔やんでいると、すぐに携帯が震え、メールの着信。それは勿論小林さんからのメールだった。こんなに早く返ってくるとは思ってなかったので驚きながらもドキドキしてしまった。
目の前にいる中垣先輩はメールを見ながら必死で送信している私に全く興味がないようで、さっきの研究の合間にプリントアウトした資料をパラパラと捲っている。その真剣な表情から本当に研究を中断したかったのかと訝しむ。でも、白衣も脱いでいるし、パソコンの電源も落ちているから帰るつもりなんだろう。
『私が駅前の本屋まで行った方がいいかしら?』
そんなことを思いながら、画面の上に指を滑らせメールを作っていく。でも、そこは恋愛初心者の私が作るメールだからシンプルな用件だけだった。
『今から会えますか?仕事終わりました』
用件だけのメール送信して、ハッとして大きく落ち込んだ。せめて短い用件だけのメールなのだから、最後に絵文字の一つでも使えばよかった。女子力は果てしなく低い。自分の女子力の欠如を悔やんでいると、すぐに携帯が震え、メールの着信。それは勿論小林さんからのメールだった。こんなに早く返ってくるとは思ってなかったので驚きながらもドキドキしてしまった。
目の前にいる中垣先輩はメールを見ながら必死で送信している私に全く興味がないようで、さっきの研究の合間にプリントアウトした資料をパラパラと捲っている。その真剣な表情から本当に研究を中断したかったのかと訝しむ。でも、白衣も脱いでいるし、パソコンの電源も落ちているから帰るつもりなんだろう。