あなたと恋の始め方①
私は自分の時計を見ると、時間はまだ八時十分を回ったところ。約束は九時だから、まだ時間がある。一瞬見間違いかと思ってけど、私が小林さんを見間違うわけはない。もしかしたら私が約束の時間の聞き間違えをした??
身体中の汗腺が開くかと思うくらいに焦る。
スラッとした体躯に短めの髪。私の大好きな笑顔。何度見ても小林さんに間違いはない。
もしかしたら約束は八時だった??
もしかしたら私が遅刻したのかもしれない?
小林さんはそのくらいで怒ったりする人ではないけど、初めてのデートで時間を間違えるとかありえない。とりあえず急がないといけないと思い走った。でも、殆ど運動なんかしない私がそんなに早く走れるわけもなくて、ちょっと駆けたレベルだけど歩くよりは断然早く小林さんのところに行けたと思う。
まさか、歩くのに疲れないようにと履いてきたフラットシューズがこんなところで威力を発揮するとは思わなかった。走ってくる私に気付いた小林さんは手を上げて笑っている。そんな綺麗な笑顔にきゅんとしながらも私は必死に走っていた。
「走んなくていいから、ゆっくりおいで」
そんなことをにっこり笑いながら、言われても待たせているのが分かっているのに、ゆっくりなんか出来なくて。私なりに一生懸命走っていた。そして、小林さんの前に行き、息を切らせながら見上げるとそこには優しく無邪気な笑顔が私に降り注いでいた。
身体中の汗腺が開くかと思うくらいに焦る。
スラッとした体躯に短めの髪。私の大好きな笑顔。何度見ても小林さんに間違いはない。
もしかしたら約束は八時だった??
もしかしたら私が遅刻したのかもしれない?
小林さんはそのくらいで怒ったりする人ではないけど、初めてのデートで時間を間違えるとかありえない。とりあえず急がないといけないと思い走った。でも、殆ど運動なんかしない私がそんなに早く走れるわけもなくて、ちょっと駆けたレベルだけど歩くよりは断然早く小林さんのところに行けたと思う。
まさか、歩くのに疲れないようにと履いてきたフラットシューズがこんなところで威力を発揮するとは思わなかった。走ってくる私に気付いた小林さんは手を上げて笑っている。そんな綺麗な笑顔にきゅんとしながらも私は必死に走っていた。
「走んなくていいから、ゆっくりおいで」
そんなことをにっこり笑いながら、言われても待たせているのが分かっているのに、ゆっくりなんか出来なくて。私なりに一生懸命走っていた。そして、小林さんの前に行き、息を切らせながら見上げるとそこには優しく無邪気な笑顔が私に降り注いでいた。