あなたと恋の始め方①
「嫌じゃないです。でも、そんなに遠出とは思ってなかったので驚きました。でも、楽しみです」
新幹線と電車を乗り継いでどのくらいの時間が掛かるだろうか?東京で住んでいたとはいえ、実際に行ったことのない私だから、大体の場所は分かるけど、だからと言ってそこまでの生き方は分からないというレベルだった。でも、小林さんなら行ったことはあるだろうから、行きつくかどうかは心配ない。
「あ、よかった。俺、何も考えずに遊園地の入場券も買ったし」
「え?」
「駅の旅行代理店でさっき買ってきた。それに新幹線のチケットも」
小林さんの行動力に正直驚きながらもらしいとも思いながらも、想像よりもグレードアップした初デートが始まろうとしていた。
「あ、いくらでした?払います」
私がそういうと、小林さんはクスクス笑う。
「一応、高校生デートとはいえ、大人な俺としては彼女である美羽ちゃんに払わせるつもりはないんだけど」
「でも…」
「そんなことよりも俺の気分はこっち」
そんなことというけど、大事なことなのに、スルリとその会話を流してしまい、小林さんの滑らかな指が私の指に絡む。所謂、指と指を絡める…『恋人繋ぎ』。恥ずかしいけど、ドキドキするけど、とっても嬉しかった。
「今日はいっぱい楽しもう」
「今日は誘って貰ってありがとうございました」
「うん。俺の方こそ来てくれてありがとう」
新幹線と電車を乗り継いでどのくらいの時間が掛かるだろうか?東京で住んでいたとはいえ、実際に行ったことのない私だから、大体の場所は分かるけど、だからと言ってそこまでの生き方は分からないというレベルだった。でも、小林さんなら行ったことはあるだろうから、行きつくかどうかは心配ない。
「あ、よかった。俺、何も考えずに遊園地の入場券も買ったし」
「え?」
「駅の旅行代理店でさっき買ってきた。それに新幹線のチケットも」
小林さんの行動力に正直驚きながらもらしいとも思いながらも、想像よりもグレードアップした初デートが始まろうとしていた。
「あ、いくらでした?払います」
私がそういうと、小林さんはクスクス笑う。
「一応、高校生デートとはいえ、大人な俺としては彼女である美羽ちゃんに払わせるつもりはないんだけど」
「でも…」
「そんなことよりも俺の気分はこっち」
そんなことというけど、大事なことなのに、スルリとその会話を流してしまい、小林さんの滑らかな指が私の指に絡む。所謂、指と指を絡める…『恋人繋ぎ』。恥ずかしいけど、ドキドキするけど、とっても嬉しかった。
「今日はいっぱい楽しもう」
「今日は誘って貰ってありがとうございました」
「うん。俺の方こそ来てくれてありがとう」