あなたと恋の始め方①
たくさんの人が溢れる遊園地を小林さんと一緒に巡る。一歩踏み込んだその時からその場所はまるでおとぎの国で私は周りを見回してキョロキョロしてしまう。どこを見ても人、人、人で私が驚いていると、小林さんはゆっくると私の手を握る。
「迷子にならないようにね」
迷子と言われて『オトナだから大丈夫です』とは言えないくらいの人の波に私は小林さんの手をキュッと握った。前ならこんなことは恥ずかしかったし、出来なかったと思うけど、小林さんの優しさも私に対する思いも少しは分かるから自然と手を繋ぐことが出来る。それに実際に迷子にならないともいえない。
「はい」
「特に乗りたいアトラクションとかある?」
遊園地も小学校で止まっている私は何がいいとか分からないし、自分がどの程度のアトラクションを乗れるとか楽しめるとか分からない。でも、小さな子供が並んでいるのをみると、結構楽しめるものもあるのではないかと思う。でも、少しくらい速いのとか怖いのとかも小林さんと一緒なら大丈夫な気もする。
私は小林さんの傍に居れればいい。
「じゃ、俺が乗りたいのでいい?」
「いいです。でも、すごく速いのとかは自信がないです」
「了解。その辺は任せておいて」
小林さんはキョロキョロと園内を見回して空いているベンチを見つけると私をそこに座らせたのでだった。一緒に並ぶのかと思ったけど、小林さんは私を座らせてから、スッと私の首から掛かっているチケットを指さしたのだった。
「迷子にならないようにね」
迷子と言われて『オトナだから大丈夫です』とは言えないくらいの人の波に私は小林さんの手をキュッと握った。前ならこんなことは恥ずかしかったし、出来なかったと思うけど、小林さんの優しさも私に対する思いも少しは分かるから自然と手を繋ぐことが出来る。それに実際に迷子にならないともいえない。
「はい」
「特に乗りたいアトラクションとかある?」
遊園地も小学校で止まっている私は何がいいとか分からないし、自分がどの程度のアトラクションを乗れるとか楽しめるとか分からない。でも、小さな子供が並んでいるのをみると、結構楽しめるものもあるのではないかと思う。でも、少しくらい速いのとか怖いのとかも小林さんと一緒なら大丈夫な気もする。
私は小林さんの傍に居れればいい。
「じゃ、俺が乗りたいのでいい?」
「いいです。でも、すごく速いのとかは自信がないです」
「了解。その辺は任せておいて」
小林さんはキョロキョロと園内を見回して空いているベンチを見つけると私をそこに座らせたのでだった。一緒に並ぶのかと思ったけど、小林さんは私を座らせてから、スッと私の首から掛かっているチケットを指さしたのだった。