あなたと恋の始め方①
パシャッという音がして、同じような音が何回か繰り返されて、小林さんの手に携帯が戻ってきた。『これでいいですか?』そんなキャストの言葉に二人でお礼をいうと、キャストの人は厨房の中に入っていった。小林さんは自分の携帯を覗き、ニッコリと微笑むから、私もその写真が気になる。
「どうですか?」
「美羽ちゃんが可愛い」
そうやって渡された携帯の中には小林さんの横で少しだけ頬を染めた私が映っていた。この写真は恥ずかしい。小林さんのことを大好きで仕方ないという私が映っている。自分でも分からないうちにこんな表情をしていたかと思うと恥ずかしい。
「これ消しませんか?」
「何で?美羽ちゃん。凄く可愛いし」
「恥ずかしいです」
「俺は嬉しいし、だって、これは俺へのプレゼントだから諦めて」
そういうと小林さんはお皿の上のあったイチゴをぽいっと自分の口の中に放り込んだのだった。
「イチゴはやっぱり美味しい」
そんな幸せそうな顔で言われるともう消してとも言えなくて私は大人しくケーキを食べることにした。ケーキを食べてゆっくりしていると小林さんはコーヒーを片手に頬杖を付き、幸せそうに微笑んでいた。私も小林さんの視線から逸らすように自分の持っているティーカップに視線を移す。そして、また視線を上げて視線が合うと胸がきゅんとなった。
「何か可笑しいですか?」
「ううん。幸せだと思っただけ。美羽ちゃんといるとね」
幸せだと思うのは私の方で…素敵な小林さんとの時間は今の私にとって一番幸せな時間だった。
「どうですか?」
「美羽ちゃんが可愛い」
そうやって渡された携帯の中には小林さんの横で少しだけ頬を染めた私が映っていた。この写真は恥ずかしい。小林さんのことを大好きで仕方ないという私が映っている。自分でも分からないうちにこんな表情をしていたかと思うと恥ずかしい。
「これ消しませんか?」
「何で?美羽ちゃん。凄く可愛いし」
「恥ずかしいです」
「俺は嬉しいし、だって、これは俺へのプレゼントだから諦めて」
そういうと小林さんはお皿の上のあったイチゴをぽいっと自分の口の中に放り込んだのだった。
「イチゴはやっぱり美味しい」
そんな幸せそうな顔で言われるともう消してとも言えなくて私は大人しくケーキを食べることにした。ケーキを食べてゆっくりしていると小林さんはコーヒーを片手に頬杖を付き、幸せそうに微笑んでいた。私も小林さんの視線から逸らすように自分の持っているティーカップに視線を移す。そして、また視線を上げて視線が合うと胸がきゅんとなった。
「何か可笑しいですか?」
「ううん。幸せだと思っただけ。美羽ちゃんといるとね」
幸せだと思うのは私の方で…素敵な小林さんとの時間は今の私にとって一番幸せな時間だった。