あなたと恋の始め方①
基本の革のキーホルダーにモチーフを付け、自分だけのオリジナルが出来るようになっているこの商品は付けるモチーフによってイメージが変わる。私ブルーとピンクで迷っていた。前なら間違いなくブルーなのに今はピンクもいいと思ってしまう。
「ブルーかピンクかで迷っています」
「ピンクにしたら?そっちの方が美羽ちゃんらしい」
ピンクが私らしいと言われたのにドキッとした。仕事しかしてこなかった私の生活に淡いけど、それでも優しい色を入れてくれたのは小林さんだと思う。その小林さんに私はピンクが似合うと言われる。恋をするとこんなところにも変化が現れる。前の私なら間違いなくブルーを選ぶ。でも、今の私はピンクとブルーで迷っていた。
「そうですか?」
「うん。可愛いと思うよ。美羽ちゃんはどう?」
「ピンクにします」
「ちょっと待ってて買ってくるから」
そういうと、小林さんはピンクとブルーのモチーフとキーホルダーを持ってそのままレジに行こうとする。私の分は私で買うつもりだったから小林さんの袖口をキュッと掴んだ。そんな私の気持ちを察するのが上手い小林さんは私の声に振り向くとニッコリと微笑んだ。
「俺から美羽ちゃんへのプレゼント。いいよね」
『いいよね』と言われてダメというのも可笑しい。でも、買ってもらう理由もない。むしろ、この遊園地のチケット代も交通費も全部小林さんが出してくれているのだから、このくらいは私が…と思う。
「ブルーかピンクかで迷っています」
「ピンクにしたら?そっちの方が美羽ちゃんらしい」
ピンクが私らしいと言われたのにドキッとした。仕事しかしてこなかった私の生活に淡いけど、それでも優しい色を入れてくれたのは小林さんだと思う。その小林さんに私はピンクが似合うと言われる。恋をするとこんなところにも変化が現れる。前の私なら間違いなくブルーを選ぶ。でも、今の私はピンクとブルーで迷っていた。
「そうですか?」
「うん。可愛いと思うよ。美羽ちゃんはどう?」
「ピンクにします」
「ちょっと待ってて買ってくるから」
そういうと、小林さんはピンクとブルーのモチーフとキーホルダーを持ってそのままレジに行こうとする。私の分は私で買うつもりだったから小林さんの袖口をキュッと掴んだ。そんな私の気持ちを察するのが上手い小林さんは私の声に振り向くとニッコリと微笑んだ。
「俺から美羽ちゃんへのプレゼント。いいよね」
『いいよね』と言われてダメというのも可笑しい。でも、買ってもらう理由もない。むしろ、この遊園地のチケット代も交通費も全部小林さんが出してくれているのだから、このくらいは私が…と思う。