あなたと恋の始め方①
しばらくその可愛らしいマグカップを見つめていたけど、結局は手に取ることが出来なかった。シンプルな食器を下げた袋を持ち、帰宅する私はさっきのマグカップが頭の片隅から消えることはなかった。
いつか小林さんと一緒に使いたいと思うのは私の夢。そんな思いを描きながら私は次の目的地であるスーパーに向かうのだった。
食器も食料品を買って準備万端な私は緊張感溢れる土曜の朝を迎えたのだった。
いつもの休みなら昼まではベッドの中で時間を過ごす。でも、今日は気持ちが張っているのだろう、目覚まし時計よりもかなり早く起きてしまった。連日の残業続きで疲れているのにこんなにも早く起きた自分に驚く。ベッドの中でゴロゴロする時間もなしに、起き上がるとまず部屋の点検から始まった。
本の溢れている私の部屋は散らかっているというよりは雑然としている感じがする。普段から綺麗にしようと思っているけど、どうしても本で溢れてしまう。それでも出来るだけ綺麗に見えるように並べて、掃除を済ませた。この一週間少しの時間を見つけては掃除をしていたので、思っていたよりも時間は掛からずに掃除を終えることが出来た。
可愛らしさはないけど、私らしい部屋だと思う。背伸びしても仕方ない。
今の時間は午前五時半。約束の時間の十一時半まで六時間もあった。時間はたっぷりあるのに気持ちだけが焦る。ハンバーグの簡単な下ごしらえも終わっているので、後は作るだけの状態になっている。でも、さすがにこの時間から作るといくらなんでも早すぎる。
少し落ち着こうと思ってコーヒーを淹れ、テレビをつけ、読みかけの本を読むことにした。
いつか小林さんと一緒に使いたいと思うのは私の夢。そんな思いを描きながら私は次の目的地であるスーパーに向かうのだった。
食器も食料品を買って準備万端な私は緊張感溢れる土曜の朝を迎えたのだった。
いつもの休みなら昼まではベッドの中で時間を過ごす。でも、今日は気持ちが張っているのだろう、目覚まし時計よりもかなり早く起きてしまった。連日の残業続きで疲れているのにこんなにも早く起きた自分に驚く。ベッドの中でゴロゴロする時間もなしに、起き上がるとまず部屋の点検から始まった。
本の溢れている私の部屋は散らかっているというよりは雑然としている感じがする。普段から綺麗にしようと思っているけど、どうしても本で溢れてしまう。それでも出来るだけ綺麗に見えるように並べて、掃除を済ませた。この一週間少しの時間を見つけては掃除をしていたので、思っていたよりも時間は掛からずに掃除を終えることが出来た。
可愛らしさはないけど、私らしい部屋だと思う。背伸びしても仕方ない。
今の時間は午前五時半。約束の時間の十一時半まで六時間もあった。時間はたっぷりあるのに気持ちだけが焦る。ハンバーグの簡単な下ごしらえも終わっているので、後は作るだけの状態になっている。でも、さすがにこの時間から作るといくらなんでも早すぎる。
少し落ち着こうと思ってコーヒーを淹れ、テレビをつけ、読みかけの本を読むことにした。