あなたと恋の始め方①
「好きな人に抱かれるんだから、そんなに怖がらないの」
鏡の中の自分に投げつける言葉は自分の心に小林さんを好きだという気持ちを再認識させるしか意味がない。初めてのことだから怖いのは当たり前。でも、きっと小林さんなら私のこの緊張も不安も全て包み込むくらいの優しさは持っているはず。だから私が怖がる必要はない。
「頑張れ。私」
髪を乾かして自分に気合を入れてからリビングに向かう。リビングではテレビがついていて、部屋の明かりも煌々と付いている。小林さんはさっき私が座っていた一人掛けのソファに座っている。テレビは付いているのに、小林さんは窓の外を見つめていた。カーテンが開かれているから光景も綺麗に見えるだろう。
「小林さん。シャワー浴びてきました。少し遅くなってしまいました」
「…。」
私の声は聞こえているはずなのに、小林さんは全く反応しない。始めてのことで色々と気になってしまったから、女の子としての最低限のお手入れをしていたから少し時間は掛かったけど、そんなことで小林さんは私に怒ったりするだろうか?
「小林さん。怒っているんですか?」
「…。」
まさか、何も応えて貰えないほど怒っているとは思わなかった。さっきまであんなに優しい笑顔をしていたのに、今から一緒に時間を過ごすのに…。
謝ろうと思って、勇気を出してソファの横に行くと私は息を飲む。傍に行ってフッと身体の力が抜けるのを感じ愛しさが込み上げた。額に掛かる髪を掛けあげると、綺麗な顔が目に入ってくる。
鏡の中の自分に投げつける言葉は自分の心に小林さんを好きだという気持ちを再認識させるしか意味がない。初めてのことだから怖いのは当たり前。でも、きっと小林さんなら私のこの緊張も不安も全て包み込むくらいの優しさは持っているはず。だから私が怖がる必要はない。
「頑張れ。私」
髪を乾かして自分に気合を入れてからリビングに向かう。リビングではテレビがついていて、部屋の明かりも煌々と付いている。小林さんはさっき私が座っていた一人掛けのソファに座っている。テレビは付いているのに、小林さんは窓の外を見つめていた。カーテンが開かれているから光景も綺麗に見えるだろう。
「小林さん。シャワー浴びてきました。少し遅くなってしまいました」
「…。」
私の声は聞こえているはずなのに、小林さんは全く反応しない。始めてのことで色々と気になってしまったから、女の子としての最低限のお手入れをしていたから少し時間は掛かったけど、そんなことで小林さんは私に怒ったりするだろうか?
「小林さん。怒っているんですか?」
「…。」
まさか、何も応えて貰えないほど怒っているとは思わなかった。さっきまであんなに優しい笑顔をしていたのに、今から一緒に時間を過ごすのに…。
謝ろうと思って、勇気を出してソファの横に行くと私は息を飲む。傍に行ってフッと身体の力が抜けるのを感じ愛しさが込み上げた。額に掛かる髪を掛けあげると、綺麗な顔が目に入ってくる。