あなたと恋の始め方①
「見ました?」
「うん。ばっちり見た」
「記憶消去してください」
「それは無理。俺、すっぴん方が好きかも」
小林さんのクスクス笑う声が私の耳に届く。昨日の夜からの小林さんは私が驚くほどの甘い声で囁く。小林さん本人はそんなに気にしてないかもしれないけど、明らかに金曜日の夜と今は違う。これが恋人としての距離なのだろうか?
「バスルームに行ってきます。化粧とかするから少し時間が掛かるのでテレビでも見ててください」
「本当なら化粧の必要はないけど、今から折戸さんに会うんだし化粧しておいで。折戸さんに美羽ちゃんの可愛い素顔を見せるのは癪だから」
「え?」
「美羽ちゃんの素顔を見るのは俺限定ってこと。」
小林さんの言葉に私はまた顔が熱くなる。小林さんに見られるもの恥ずかしいけど、『俺限定』って言葉にもっとドキッとしてしまった。こんなことをしているといつまで経っても私は用意が出来ないので私はバスルームに行くことにした。
「行ってきます。出来るだけ早く戻ります」
「うん。テレビでも見ているからゆっくりいいよ。時間もまだゆっくりあるし」
「はい」
バスルームに入り、ドアを閉めるとホッとした。大きな鏡には私の寝起きの姿が映っている。服は着替えているけど、顔はまだ化粧が出来てない。とりあえず顔を洗い、柔らかいタオルで水滴を抑えてから化粧をすることにした。何時もよりも念入りに化粧をするのは折戸さんに見られるからとかではなく、小林さんに少しでも可愛いと思って欲しかったからだった。
「うん。ばっちり見た」
「記憶消去してください」
「それは無理。俺、すっぴん方が好きかも」
小林さんのクスクス笑う声が私の耳に届く。昨日の夜からの小林さんは私が驚くほどの甘い声で囁く。小林さん本人はそんなに気にしてないかもしれないけど、明らかに金曜日の夜と今は違う。これが恋人としての距離なのだろうか?
「バスルームに行ってきます。化粧とかするから少し時間が掛かるのでテレビでも見ててください」
「本当なら化粧の必要はないけど、今から折戸さんに会うんだし化粧しておいで。折戸さんに美羽ちゃんの可愛い素顔を見せるのは癪だから」
「え?」
「美羽ちゃんの素顔を見るのは俺限定ってこと。」
小林さんの言葉に私はまた顔が熱くなる。小林さんに見られるもの恥ずかしいけど、『俺限定』って言葉にもっとドキッとしてしまった。こんなことをしているといつまで経っても私は用意が出来ないので私はバスルームに行くことにした。
「行ってきます。出来るだけ早く戻ります」
「うん。テレビでも見ているからゆっくりいいよ。時間もまだゆっくりあるし」
「はい」
バスルームに入り、ドアを閉めるとホッとした。大きな鏡には私の寝起きの姿が映っている。服は着替えているけど、顔はまだ化粧が出来てない。とりあえず顔を洗い、柔らかいタオルで水滴を抑えてから化粧をすることにした。何時もよりも念入りに化粧をするのは折戸さんに見られるからとかではなく、小林さんに少しでも可愛いと思って欲しかったからだった。