あなたと恋の始め方①
「行こうか?」
小林さんの言葉に素直に頷く私がいる。このままじゃ、折戸さんの乗る飛行機を電車の中から見ることになりそうだから。ホテルをチェックアウトすると言っても、そんなに荷物はなくて…。お互いのバッグに入るくらいのものしかない。
「また、遊びに来よう」
「はい」
楽しかった時間は未来にも約束されているかと思うと、やっぱり嬉しくて自分の顔が緩むのを感じる。私も小林さんの瞳を見つめてきちんと自分の言葉で思いを伝えた。
「約束ですよ」
「ああ。また美羽ちゃんと一緒に遊びにくる」
私が笑うと、小林さんも綺麗な顔で笑って、背中に回した手を私の頭にそっと添えると、自分の方に抱き寄せた。小林さんの肩に私の頭がゆっくりと添えられ、ガッチリとした肩に頭を乗せると、優しく髪を撫でてくれた。
部屋を出る前のちょっとした時間。小林さんの肩に頭を乗せて甘える私は昨日までの私とは違うと思う。
一緒に過ごした時間が積み重なり、自分の中の恋心に淡い色を重ねた気がする。そんな思いを感じた時間だった。
小林さんとホテルを出て向かったのは駅だった。歩いてすぐの距離を歩く。昨日の買い物の時よりも歩くスピードが早いのは思っていたよりも時間に余裕がないからだった。
小林さんの一歩に私は二歩。引っ張られるように私は歩くから小林さんは私を引くのが重たくないだろうか?
「私、小林さんに引っ張って貰っているから重たくないですか?」
「そんなことないよ。美羽ちゃんさえよかったら、抱いて行ってもいいくらいだよ」
小林さんの言葉に素直に頷く私がいる。このままじゃ、折戸さんの乗る飛行機を電車の中から見ることになりそうだから。ホテルをチェックアウトすると言っても、そんなに荷物はなくて…。お互いのバッグに入るくらいのものしかない。
「また、遊びに来よう」
「はい」
楽しかった時間は未来にも約束されているかと思うと、やっぱり嬉しくて自分の顔が緩むのを感じる。私も小林さんの瞳を見つめてきちんと自分の言葉で思いを伝えた。
「約束ですよ」
「ああ。また美羽ちゃんと一緒に遊びにくる」
私が笑うと、小林さんも綺麗な顔で笑って、背中に回した手を私の頭にそっと添えると、自分の方に抱き寄せた。小林さんの肩に私の頭がゆっくりと添えられ、ガッチリとした肩に頭を乗せると、優しく髪を撫でてくれた。
部屋を出る前のちょっとした時間。小林さんの肩に頭を乗せて甘える私は昨日までの私とは違うと思う。
一緒に過ごした時間が積み重なり、自分の中の恋心に淡い色を重ねた気がする。そんな思いを感じた時間だった。
小林さんとホテルを出て向かったのは駅だった。歩いてすぐの距離を歩く。昨日の買い物の時よりも歩くスピードが早いのは思っていたよりも時間に余裕がないからだった。
小林さんの一歩に私は二歩。引っ張られるように私は歩くから小林さんは私を引くのが重たくないだろうか?
「私、小林さんに引っ張って貰っているから重たくないですか?」
「そんなことないよ。美羽ちゃんさえよかったら、抱いて行ってもいいくらいだよ」