あなたと恋の始め方①
折戸さんの乗っている飛行機は遠くに見えている。前に見た時と一緒で、ゆっくりと離陸に向かって飛行機が移動していく。滑走路に入ると離陸に向かって速度を増していき…。機体がふわっと空に浮く。そして、ぐんぐん高度を上げていき、私が見つめる青い空に消えて行った。
真っ直ぐに綺麗な空に向かっていく飛行機を私はずっと見つめていた。見えなくなってもずっと見つめていた。
「いっちゃったね」
「はい」
空から小林さんの方を見つめると、小林さんはスッキリとした顔で笑っている。その何か吹っ切れたような微笑みはとっても綺麗で…。魅力的だった。
「あのさ、美羽ちゃん。これ」
小林さんは自分の持っているバッグの中から小さな箱を取り出して、私の方に差し出した。
差し出された箱にはビロードの滑らかな布が張られていて、小林さんは私の手にその箱を置くと、フッと視線を床のコンクリートに投げる。私がゆっくりとその箱を開けると中にはキラキラ輝く水色の光がある。
ビロードの箱の中にあったのはアクアマリンの指輪だった。アクアマリンは私の誕生石だった。アクアマリンの石の横には小さなダイヤモンドもついているファッションリングだった。
「美羽ちゃんに貰って欲しい」
真っ直ぐに綺麗な空に向かっていく飛行機を私はずっと見つめていた。見えなくなってもずっと見つめていた。
「いっちゃったね」
「はい」
空から小林さんの方を見つめると、小林さんはスッキリとした顔で笑っている。その何か吹っ切れたような微笑みはとっても綺麗で…。魅力的だった。
「あのさ、美羽ちゃん。これ」
小林さんは自分の持っているバッグの中から小さな箱を取り出して、私の方に差し出した。
差し出された箱にはビロードの滑らかな布が張られていて、小林さんは私の手にその箱を置くと、フッと視線を床のコンクリートに投げる。私がゆっくりとその箱を開けると中にはキラキラ輝く水色の光がある。
ビロードの箱の中にあったのはアクアマリンの指輪だった。アクアマリンは私の誕生石だった。アクアマリンの石の横には小さなダイヤモンドもついているファッションリングだった。
「美羽ちゃんに貰って欲しい」