あなたと恋の始め方①
パリに出掛けたときに私に似合いそうなものを買っていたら、こんなにたくさんの量になってしまったらしい。でも、たった一年で、こんなに私のために買ってくれたという気持ちは嬉しいけど、申し訳ない気持ちもある。私は一年前に折戸さんのプロポーズを断っている。そんな私がこんなにお土産を貰っていいのだろうか?
「なんかこんなに申し訳ないです」
「気に入らない?」
「そんなことないです。とっても嬉しい」
本当に嬉しかった。物がというよりも私のことを思ってくれる折戸さんの気持ちが嬉しい。フランスに行っても折戸さんの優しさは本社営業一課に居る時と全く変わらない。
「その顔を見れただけで十分だよ」
「ありがとうございます。大事にしますね」
「ああ。ところで、美羽ちゃん。蒼空とはどうなっているの?付き合ってるの?」
まさかこのタイミングで小林さんのことを聞かれるとは思いもしなかった。私と小林さんの仲は正直なところ自分でも分からない。一緒に食事にも行くし、一緒に遊びに行ったこともある。でも、私と小林さんの間に明確な関係を表す言葉が見つからないもの事実だった。
なんて応えればいいのだろう。私が言葉を探しているのを見透かすかのように急に折戸さんが綺麗な顔で覗きこんでくるから心臓に悪い。破壊力抜群な笑顔が私の目の前にあり、私の口から零れる言葉を待っている。
「付き合ってないです。でも、毎日のようにメールもしてますし、仕事のタイミングが良ければ、食事にも行きます」
「休みは?」
「休みはたまに一緒に買い物くらいは行きます。」
「なんかこんなに申し訳ないです」
「気に入らない?」
「そんなことないです。とっても嬉しい」
本当に嬉しかった。物がというよりも私のことを思ってくれる折戸さんの気持ちが嬉しい。フランスに行っても折戸さんの優しさは本社営業一課に居る時と全く変わらない。
「その顔を見れただけで十分だよ」
「ありがとうございます。大事にしますね」
「ああ。ところで、美羽ちゃん。蒼空とはどうなっているの?付き合ってるの?」
まさかこのタイミングで小林さんのことを聞かれるとは思いもしなかった。私と小林さんの仲は正直なところ自分でも分からない。一緒に食事にも行くし、一緒に遊びに行ったこともある。でも、私と小林さんの間に明確な関係を表す言葉が見つからないもの事実だった。
なんて応えればいいのだろう。私が言葉を探しているのを見透かすかのように急に折戸さんが綺麗な顔で覗きこんでくるから心臓に悪い。破壊力抜群な笑顔が私の目の前にあり、私の口から零れる言葉を待っている。
「付き合ってないです。でも、毎日のようにメールもしてますし、仕事のタイミングが良ければ、食事にも行きます」
「休みは?」
「休みはたまに一緒に買い物くらいは行きます。」