あなたと恋の始め方①
なんでこんなに折戸さんは自分の気持ちに素直なんだろう。真っ直ぐな思いは私の心にストンと落ちてくる。私はこの優しさに何度も助けられ、何度も癒され、励まされる。私は一度東京でプロポーズを断っている。それなのに全く変わる気配はなく、それよりも前以上に私は大事にされていた。
優しいのに強い。
でも、これが折戸さんだ。
折戸さんは私の小林さんに対する気持ちを全部知っている。本当に真剣に私のことを思ってくれる言葉が胸の奥底まで届いたから私は正直に自分の気持ちを言葉に乗せた。
私の気持ちを知っているからこそ、今、小林さんがいる前で言うのだと思う。いつもは優しいのに逃げ道をくれない。そんな優しさも私には分かっていた。折戸さんみたいな素敵な人からの思いやりに満ちた愛の言葉はやはり嬉しい。でも、やっぱり私が好きなのは小林さんだった。
好きなのに理由はない。
一緒に傍に居たいと思うのも、一緒の未来を思い描くのも小林さんだった。それを知っていて折戸さんは私の恋を後押ししてくれているように見えた。中々動くことの出来ない私と小林さんの間の時間を動かそうとしている。
「答えは俺がフランスに帰るまでに聞かせて欲しい。俺は付き合うからには結婚を前提に付き合っていくつもりだから、美羽ちゃんも真剣に考えて欲しい」
そんな折戸さんの言葉の意図は分かっているのに『結婚』という言葉が思ったよりも私の心を動揺させた。男の人と付き合った経験のない私がプロポーズらしきことをされている。それも折戸さんのように全てを兼ね備えたような人から…。
優しいのに強い。
でも、これが折戸さんだ。
折戸さんは私の小林さんに対する気持ちを全部知っている。本当に真剣に私のことを思ってくれる言葉が胸の奥底まで届いたから私は正直に自分の気持ちを言葉に乗せた。
私の気持ちを知っているからこそ、今、小林さんがいる前で言うのだと思う。いつもは優しいのに逃げ道をくれない。そんな優しさも私には分かっていた。折戸さんみたいな素敵な人からの思いやりに満ちた愛の言葉はやはり嬉しい。でも、やっぱり私が好きなのは小林さんだった。
好きなのに理由はない。
一緒に傍に居たいと思うのも、一緒の未来を思い描くのも小林さんだった。それを知っていて折戸さんは私の恋を後押ししてくれているように見えた。中々動くことの出来ない私と小林さんの間の時間を動かそうとしている。
「答えは俺がフランスに帰るまでに聞かせて欲しい。俺は付き合うからには結婚を前提に付き合っていくつもりだから、美羽ちゃんも真剣に考えて欲しい」
そんな折戸さんの言葉の意図は分かっているのに『結婚』という言葉が思ったよりも私の心を動揺させた。男の人と付き合った経験のない私がプロポーズらしきことをされている。それも折戸さんのように全てを兼ね備えたような人から…。