サザナミ少年少女探偵団Ⅰ

『DEAR.季希

元気にしてるかな?俺は元気です。留学先で、探偵を目指してる青年と友達になったんだ。今は彼と探偵と助手として、小さな探偵事務所みたいなのを開いてる。毎日楽しいよ!

お前が暫く学校へ行ってないのは、鼓から聞いた。俺は無理に行けとは言わないけど、学校で見つかるいい事もあるんだぞ?何で、どう傷ついたのかは知らないが、肝が据わってる季希が不登校になるなら、それほどの事があったんだろうな。

そばに居て慰めてやれなくてごめんな。辛いなら電話なり手紙なり何でもいいから、俺に伝えてくれ。


あと、お前が事件解決した事、聞いたよ!すごいな、さすが俺の妹だ。
拍手送るよ(^-^)//""ぱちぱち

それじゃ、また近い内に手紙送るから、good-bye。


FROM.幸馬』



「……はーぁ」

兄さままで。

正直、事件を解決した方をたくさん褒めて欲しかったけど。

まぁいいや。

夜空模様のレターボックスに手紙を入れた。

「学校かぁ……」

学校に『行きたくない』っていうより、学校が『怖い』。
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