君がいるだけで
高橋とゆみちゃんが仲良くなったおかげで、もうすっかり梅雨も始まって
暑くなってきた頃には、週1回は4人飲み会が定着していた。

そんな時、突然高橋が

「うちらマラソン始めようと思って!ってもうウエアもランニングシューズも
買っちゃったんだけどね!ね!」

「あ”〜、俺はあんまり乗り気じゃないけど瞳がどうしても2人で走りたい
って言うから」

「でさ!ヒデもやらない!?出来ればゆみちゃんもどうかなぁ〜
な〜んて思ってるんだけど!いつかさどっか遠くのマラソン大会
なんて出たいなぁ〜!あの!軽井沢のリゾートマラソンとかさ!」


なんて!まだ走ってもないのにそんなこと言ってる・・・・。

「う〜ん、俺も走るのはいつかやりたいとは思ってたけど・・・」


とちらりとゆみちゃんを見ると・・・

「私中学・高校の時、部活で走ってましたけど・・・走るの一番
苦手だし嫌いでした〜!」

「そうそう私も!でも最近太ってきたし、大学の同級生が走り初めて
走ってる記録を付けるサイト最近見てるんだけど・・・楽しそう
なんだよね〜!」


「私はいいです〜!瞳先輩すみません〜」とゆみちゃんが申し訳なさそうに
謝ってる



『そうだよな!休みの日は彼氏と会ってるわけだしな!そんな
俺たちと走ってる時間なんてとれないよな!』

と・・・現実を見て密かに落ち込む俺。


『う〜ん、寂しい!』
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