君がいるだけで
と!そこにゆみちゃんがお風呂から出てきた!


ちょっと大きめなTシャツに膝下までのパンツを履いて・・・
髪は濡れたまま・・・


『やばい!目が離せない!
う”〜ん!この無防備で・・・幼さが残ってる感じの・・・可愛くて!
無邪気な感じの・・・も〜う!何だか!メチャクチャになってきた!
とにかくもう理性が効かなくなってしまいそう!
何だかとんでもなくイヤらしいことを考えてるのがばれてないか!?』

と、焦ってると!

「あ!ゆみちゃん!スッピン〜!でもいつもとそんなに変わらないか!?
いつもそんなメークしてないしね!でも・・・肌キレイだよね〜!
化粧してなくても全然平気〜!」

「え〜!そんな〜!別にキレイな肌ではないかと・・・・。
でも化粧ってしなくてよければしたくないんですよね〜!
でもみんなしてるし・・・しないで、いられる勇気はないというか・・・
だから仕方なくしてるっていう感じで・・。」

「うん!わかる!わかる〜!私も出来るならしたくない!
でもやっぱりね!何か付けとかないとって感じだよね!?
あ!ゆみちゃん!ドライヤー使わなかったの〜!?」

「あ!別にこのままで・・・自然乾燥でいいかなと!
って・・・私女子力ないですよね〜!?アハハ−!」


とかなんとか女子トークをしてる・・・


『あのね!ゆみちゃんよ!女子力とかなんとかは関係ないよ!
その、まっすぐでピュアな感じ・・・化粧を落としてもそんなに
変わらない自然な感じ・・・そこが君の最大の魅力だとお兄さん
は思うのですよ!』

と・・・何故か!濃いメークの名古屋の美穂を思い出した!

『そう言えば・・・初めて俺のアパートに泊まった日の朝!
メークを落とした美穂の顔見て焦ったっけな!
化粧した顔と全然違ってて・・・・


ホント!今思うと不思議だ!何であんなやつと付き合ってたんだ!?俺!』
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