俺様御曹司の悩殺プロポーズ
鰻を食べさせて、何をされたいか……?
変な質問でよくわらないけど、
取りあえず、肩を抱き寄せるこの腕を外して、目と声から色気を消して欲しい。
ヤバイこと、この上なし。
このままではハウン一直線で、とっても危険。
耳元で囁かれでもしたら間違いなくアウトで、
今日はもう、仕事ができなくなってしまう。
「ハウンだけは勘弁して!」
と、心で叫び、
首を小刻みに横に振って、意思表示を試みる。
私が焦れば焦るほど、風原さんは楽しそうだった。
悪い顔して、より一層声に艶を出し、私に言う。
「小春は、見かけによらずエロいな……。
鰻は古来からの精力剤だって、知ってるか?
鰻を食べさせた俺に何されたいのか、自分の口で言ってみろよ……」