俺様御曹司の悩殺プロポーズ
 


鰻を食べさせて、何をされたいか……?

変な質問でよくわらないけど、

取りあえず、肩を抱き寄せるこの腕を外して、目と声から色気を消して欲しい。



ヤバイこと、この上なし。

このままではハウン一直線で、とっても危険。



耳元で囁かれでもしたら間違いなくアウトで、

今日はもう、仕事ができなくなってしまう。



「ハウンだけは勘弁して!」
と、心で叫び、

首を小刻みに横に振って、意思表示を試みる。



私が焦れば焦るほど、風原さんは楽しそうだった。


悪い顔して、より一層声に艶を出し、私に言う。




「小春は、見かけによらずエロいな……。

鰻は古来からの精力剤だって、知ってるか?

鰻を食べさせた俺に何されたいのか、自分の口で言ってみろよ……」




< 130 / 452 >

この作品をシェア

pagetop