俺様御曹司の悩殺プロポーズ
風原さんが説明する。
「カメラは日野さんの机を映せる位置に隠していました。
このメモ用紙が既に置かれていたということは……
犯人の姿がこのカメラに必ず記録されているということです。
中村さん、どうしますか?
今この場で再生して、確認してみましょうか?」
「くっ……」
中村アナは悔しそうに呻いてから、観念したように大きく息を吐き出した。
そして、数々の嫌がらせは、全て自分がやったことだと白状した。
「そうよ、私が犯人よ。
日野さんのことは、モーニング・ウインドが始まった当初から、気に入らなかったわ。
女子アナとしてのスキルが低いくせに、なぜ私達と同じ位置に立っているのか、納得いかなかった。
それでも最初は我慢できたのよ。
私の仕事に害を与える人物じゃないと思っていたから。
それなのに……。
後は言わなくてもわかるでしょ?」