俺様御曹司の悩殺プロポーズ
どうしよう……
すごく気持ちよくて、流されてしまいそうになる……。
風原さんとキスしたのは、二回目。
数日前、嫌がらせを受けていることを白状した夜もキスされたけど、
このキスとは気持ちも濃さも、何もかもが違う。
優しくて丁寧で、情熱的なキス……。
このキスを喜んでもいいのかな?
いいんだよね?
はっきりとは言ってくれなかったけど、「期待していい」と言ってくれたから……。
戸惑いと入れ替わるように、喜びがじわじわと胸に広がった。
口には風原さんの味が広がり、その甘さに酔いしれる。
長い長いキス。
短いニュース原稿なら、5本は読めてしまいそう……。
酸欠で頭に霞みが掛かり、息苦しさを感じるようになってから、やっと彼の唇が離れて行った。
濡れた唇は妖艶に、風原さんはまだ色気を消していない。