俺様御曹司の悩殺プロポーズ
チラ見えの大胸筋に興奮していると、露天風呂での濃厚なキスを思い出してしまった。
バスタオルを取られて全裸を見られたし、背中の素肌も撫でられた。
それ以上の行為までには至らなかったけど、経験の乏しい私にとっては、アレだけで十分に鼻血モノの行為。
あの続きが今からきっと、布団の中で……。
そう考えてしまうと鼻の奥がツンとして、本当に血管が破れてしまいそう。
顔は既に真っ赤で、体もなんだかプルプル震えてきた。
目の前にあるその素敵な胸に抱かれて、その大きな手で触られ、その色っぽい唇で愛してもらえるのかと想像したら……。
だ、ダメだーーっ‼︎
とてもじゃないけど、正気でいられない。
コントロール不能なほどの妄想が広がって、頭がおかしくなってしまいそうだ。
風原さんは寝室へと繋がる襖を開けていた。
私は走ってスーツケースを取りに行き、ズズズと引きずって寝室に持ち込む。
それをぱっかんと開けて、中から荷物を次々と取り出していった。
「何やってんだ? 荷物整理は帰りでもいいだろ」
「そうじゃなくて……これ、これです!
旅の夜と言えば、ゲーム大会でしょう!」