俺様御曹司の悩殺プロポーズ
階段の二段目から、睨み上げる私。
彼は前後を確かめ、他に人がいないことを確認してから、裏の顔を出した。
「よぉ、うららのパンツ履いてきたか?」
一段上から、小馬鹿にしたような台詞が降ってきた。
「履いてくるわけないでしょ!
何なんですか、あなたは!
風原さんは、私に何か恨みでもあるんですか?」
一度文句の言葉を口に出してしまうと、もう止まらない。
私を東京に無理やり移動させたことや、不必要な役割をあてがわれたこと、会議室で嘘をつかれたことなど、
溜まっていた苦情を一気にぶつけた。
「どこをどう見たら、私が優秀な女子アナに見えるんですか!
無責任にあんな大嘘ついて、嘘がばれた時、私はどうすればいいんですか!
私をおもちゃにして遊ぶために、東京に呼んだんですよね?
どうかしてます!
モーニング・ウインドは、風原さんの番組なんですよ?
私みたいなダメ女子アナ入れて、失敗したらどうするんですか!」