ショータロー☆コンプレックス2
再び歩を進め、建物内に入るべくガラスのドアを開けた瞬間、何とも言えない病院独特の匂いに包まれ、途端に胃のあたりが重くなった。
実を言うと、最後に医者にかかったのはもう6、7年も前の事で、久々に味わうこの雰囲気に、内心かなりドギマギだったりする。
『注射はされんのかな?』『風邪だと思っていたら、意外にももっと深刻な病気だったりしたらどうしよう』とか考えたりなんかしちゃったりして。
辻谷に言ったらバカにされそうだから意地でも言わなかったけど。
ブルーな気分でスリッパに履き替え、受付に向かい、風邪気味なので診てもらいたい旨を告げながら保険証を差し出した。
「それではお待ちの間に、この用紙に必要事項をご記入いただけますか?それと、お熱も計っておいて下さいね」
受付のお姉さんは優しい笑みを浮かべてそう言いながら、何かの書類が挟まれたバインダーとボールペン、そして体温計を差し出して来た。
その笑顔に若干テンションが上がり、こちらも愛想良く応えたあと、受け取ったブツを手に等間隔で平行に並べられている長椅子の、空いてる場所に適当に腰かける。
さっそく書類に目を通すと、住所氏名、性別、生年月日や、既往歴、持病やアレルギーの有無、本日の来院目的などを書き込むようになっていた。
実を言うと、最後に医者にかかったのはもう6、7年も前の事で、久々に味わうこの雰囲気に、内心かなりドギマギだったりする。
『注射はされんのかな?』『風邪だと思っていたら、意外にももっと深刻な病気だったりしたらどうしよう』とか考えたりなんかしちゃったりして。
辻谷に言ったらバカにされそうだから意地でも言わなかったけど。
ブルーな気分でスリッパに履き替え、受付に向かい、風邪気味なので診てもらいたい旨を告げながら保険証を差し出した。
「それではお待ちの間に、この用紙に必要事項をご記入いただけますか?それと、お熱も計っておいて下さいね」
受付のお姉さんは優しい笑みを浮かべてそう言いながら、何かの書類が挟まれたバインダーとボールペン、そして体温計を差し出して来た。
その笑顔に若干テンションが上がり、こちらも愛想良く応えたあと、受け取ったブツを手に等間隔で平行に並べられている長椅子の、空いてる場所に適当に腰かける。
さっそく書類に目を通すと、住所氏名、性別、生年月日や、既往歴、持病やアレルギーの有無、本日の来院目的などを書き込むようになっていた。