一つだけ願いが叶うなら
仕事を終え、帰って風呂に入り、今日も特に愛叶と会話もなく眠りについた。

ダブルベッドなのにいつしか愛叶は一緒に寝ることもしなくなった。

臆病な俺はその理由を未だに聞けないでいた。

嫌いだなんて言われたら生きていけないから…。


愛叶…愛してる。

誰よりも…愛してる。


そう思いながら俺は眠りについた。
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