一つだけ願いが叶うなら
俺は、嬉々とした気持ちをしたまま会社についた。


空『今日はご機嫌だな零央。』


零『今日、愛叶の誕生日なんだよ。』


空『そうだったのか!んじゃ、早く仕事終わらせねーとな。』


零『あぁ。』


それからの俺の集中力はすごかった。

でも仕事量が多かったため、19時に帰れそうになかった。

少し、ガッカリしながらも18時半に遅くなるというメールを愛叶に送り、なるべく早く帰れるように仕事に集中した。
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