一つだけ願いが叶うなら
馬鹿だった…自分のことばかりで愛叶のこと考えていなかった…。


空『一旦、早く家に帰れ零央。後のことは俺がなんとかするから。』

零『空、頼む。』


そう言って俺は会社を飛び出し、車を全力で飛ばして帰った。


家に着き、すぐドアを開けた。


零『愛叶!愛叶!!』


叫んでも愛叶からの返事はなかった。
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