あと少しの恋
確かにそういうところはあるかもしれない
由貴さんは私の手をひいて駅前の居酒屋に入っていく
「由貴さんならもっとおしゃれなお店を選択すると思ってました」
「気をつかわなくていいから楽だろ?」
「確かにそうですね」
お座敷に座るなりビールで乾杯した
やっぱり生ビールっておいしい
おつまみは芝エビの唐揚げに枝豆、冷や奴に焼き鳥だ
「希瀬は誰でもいいんだよ」
私は枝豆をつまみながらえっと言った
「···」
「あいつは愛されたいだけだから」
「愛されたいって」
2杯めはアンズのお酒にした
「それなら由貴さんだって一緒でしょ」
「俺とあいつは違う」
「まあ根本的にはな」
えっ···この笑い方
まさかと振り返れば希瀬さんだ
「希瀬さん」
「やっぱりなぁビンゴ」
からんと希瀬さんのウィスキーの氷が音をたてる
「希瀬」
「なんだよお兄様」
「なんでおまえはいつもいつもじゃますんだよ」
「なんでだろうな」
「話したのか鈴に」
「んなのあたりまえだろ」
希瀬さんは低く笑ってロックの焼酎に手を伸ばしていた
「希瀬さんってお酒つよいんですね」
「どうだかな」
「味音痴なだけだろ
水みたいに呑みやがって」
希瀬さんはまたにやりと笑う
「つーか鈴おまえさ友達がかわいそうだろ」
「えっ···」
みれば美沙が申しわけなさそうに立っていた
「俺が連れてきたの
なんか呑む?」
希瀬さんは普通に美沙に話しかける
「お酒呑めないからジュースにする」
希瀬さんは美沙のためにジュースを頼んであげたり面倒見がいい
美沙も楽しそうに希瀬さんと話していて私はしかたなく枝豆をつまんでいた
「出るか鈴」
「んん大丈夫」
「鈴、希瀬さんってかっこいいよね」
「えっ···ん~私はやっぱり由貴さんかな」
私は強がっていた
なんだか希瀬さんをとられそうで怖かったから
だから自分に嘘をついた
でも最初に嘘をついたのは希瀬さんだ
「どうした?」
「えっ···別に」
「さっきからため息ばかり楽しくないか?」
隣に座る私の憧れの人
いつもいつもホームまで追いかけていた背中
上司で厳しい一面もある由貴さん
「んん大丈夫」
「何か飲むか?」
「あっじゃあオレンジジュース」
由貴さんは注文を言うと席を立った
それと同時に友達も席を立つ
「ごめ~んちょっとトイレ」
「うん」
オレンジジュースを少し飲んで携帯を見る
由貴さんは私の手をひいて駅前の居酒屋に入っていく
「由貴さんならもっとおしゃれなお店を選択すると思ってました」
「気をつかわなくていいから楽だろ?」
「確かにそうですね」
お座敷に座るなりビールで乾杯した
やっぱり生ビールっておいしい
おつまみは芝エビの唐揚げに枝豆、冷や奴に焼き鳥だ
「希瀬は誰でもいいんだよ」
私は枝豆をつまみながらえっと言った
「···」
「あいつは愛されたいだけだから」
「愛されたいって」
2杯めはアンズのお酒にした
「それなら由貴さんだって一緒でしょ」
「俺とあいつは違う」
「まあ根本的にはな」
えっ···この笑い方
まさかと振り返れば希瀬さんだ
「希瀬さん」
「やっぱりなぁビンゴ」
からんと希瀬さんのウィスキーの氷が音をたてる
「希瀬」
「なんだよお兄様」
「なんでおまえはいつもいつもじゃますんだよ」
「なんでだろうな」
「話したのか鈴に」
「んなのあたりまえだろ」
希瀬さんは低く笑ってロックの焼酎に手を伸ばしていた
「希瀬さんってお酒つよいんですね」
「どうだかな」
「味音痴なだけだろ
水みたいに呑みやがって」
希瀬さんはまたにやりと笑う
「つーか鈴おまえさ友達がかわいそうだろ」
「えっ···」
みれば美沙が申しわけなさそうに立っていた
「俺が連れてきたの
なんか呑む?」
希瀬さんは普通に美沙に話しかける
「お酒呑めないからジュースにする」
希瀬さんは美沙のためにジュースを頼んであげたり面倒見がいい
美沙も楽しそうに希瀬さんと話していて私はしかたなく枝豆をつまんでいた
「出るか鈴」
「んん大丈夫」
「鈴、希瀬さんってかっこいいよね」
「えっ···ん~私はやっぱり由貴さんかな」
私は強がっていた
なんだか希瀬さんをとられそうで怖かったから
だから自分に嘘をついた
でも最初に嘘をついたのは希瀬さんだ
「どうした?」
「えっ···別に」
「さっきからため息ばかり楽しくないか?」
隣に座る私の憧れの人
いつもいつもホームまで追いかけていた背中
上司で厳しい一面もある由貴さん
「んん大丈夫」
「何か飲むか?」
「あっじゃあオレンジジュース」
由貴さんは注文を言うと席を立った
それと同時に友達も席を立つ
「ごめ~んちょっとトイレ」
「うん」
オレンジジュースを少し飲んで携帯を見る