艶麗な夜華
だからあたしは、特別扱いされてるんじゃないか?


なんて、つい勘違いしてしまいそうになる。



きっと、これがあたしじゃなくても、


愛華は同じ事をしているかもしれないのに。








愛華を待つ事1時間。


その間なにを考えていたんだろう。


まったく、思い出せない。






それはきっと───



「お待たせ!」



そこにずっと好きだった彼が居るから。







あたしは、愛華の事が好きだった。






「ごめんね、愛華……


ありがとう……」



車に乗ると、


愛華はそっと頭を撫でる。



「気にしなくていいよ」


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