艶麗な夜華
「その服、お前が勝手に部屋のクローゼットから出して着たんだぞ」



「なんで?」



「知らねぇーよ」



「っていうかあたし、


なんで恭也の家にいるの?」



まったくもって、


この状況がわからないあたし。



「お前が家に帰りたくないってダダこねたんだろうが。


テレビが壊れてるだの冷蔵庫がうるさいだの言って」



「嘘だ!恭也があたしを無理矢理連れてきたんでしょ!!」



「そんな事して、俺になんのメリットがあるんだよ」



「メリット?


……あぁぁああああっ!!!!」



「だから、うるっせぇーんだよさっきから」



「ちょ、ちょっと……あたしに、そ、そ、その、その……


エッチな事したでしょ?」



質問するのも答えを聞くのも嫌になる。




聞きたくないし、


知らないのも嫌で、


どうにもならないあたしは布団に顔を埋めた。



すると恭也が笑いながら話す。



「ハハッまぁあのくらいの体なら十分稼げるな。


リピーターも出てくる」



その言葉にバッと布団から顔を上げると、


恭也の顔を見た。
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