艶麗な夜華
「あぁ~疲れた」


「そうだね」



綺麗になった店内を見つめ、


ふと頭に浮かんだ恭也の顔。


「なにボーっとしてんだよ?」


「あのさヤス……」


ずっと恭也と一緒に働いてきたヤス。


あたしが知らない恭也の事をきっといろいろ知っている筈。



「なんだ?」


「この前ね、知り合いのお見舞いに病院に行ったら恭也に会ってね。


あの人……百合花さんだっけ?


恭也はどうして彼女のお見舞いに行ってるの?」



あたしの質問にヤスは顔をしかめた。
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