艶麗な夜華
恭也を知る事でいろんな事がわかってきた。


時々見せる悲しい目も、


好きだと言ったあたしを遠ざけるのも、


結衣さんに対する想いが強く生き続けているから。




帰り道、前に恭也が言っていた言葉が頭に浮かぶ。



"昔、お前に似た女が居たな……


バカみたいに男に尽くして……


ボロボロになっていった……


しょうもない……女"



それは結衣さんの事。


そしてあの時も、恭也は悲しい目をしていた。
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