艶麗な夜華
ベッドに横たわり、時間はもう10時を過ぎている。


頭の中は堂々巡り。


出口も答えもない事を何時間も考えている。



シャワーを浴び、キッチンに立つけれどなにもする気が起きず、


かといって眠る事もできない。


そんな今日は、長い長い夜になりそうだ。


乾いた洗濯物がハンガーから滑り落ち、


ベッドの上でただ見ているあたしは、


それを拾う事すらしようとしない。


ストーブが3時間延長を知らせ、


ため息をつきながら手を伸ばす。


こんな機能なくなればいいのに……


帰って来てから3回目のボタンを押すとすぐに鳴る電話。


時間は1時を過ぎている。


もしかして恭也から?


なんて思いながらバッグから電話を出すと、


それはヤスからで。
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