艶麗な夜華
「店名は変えてもらっても構わない。

此処の店の名前にしてもいい。

なんならあの場所でじゃなくてもいいんだ」


急に真剣な顔になる恭也。


それは次第に厳しい表情へと変わる。



「勝手な事言ってんなよブレイブの代表。


テメェのところの従業員はテメェで守れ。


それができないなら見捨てろ」


「タクミの店の影響は……思っていたよりも大きかったよ……

ははっ恭也?俺が今、なにを思っているかわかるか?」


「知るかよ」


「タクミの存在が憎くて、

翼に裏切られたと思っている。

こんな俺をお前は下らない男だと言って笑うかもしれない。

けど……残念ながら俺はそんな男さ。

なにせ挫折を知らないで此処まで来たからな。

こういう事には慣れていない」
< 449 / 700 >

この作品をシェア

pagetop