艶麗な夜華
「そんな戯言どうでもいい。

なにを考えてるんだ。

アンタが俺にホストクラブをやらせる本来の目的はなんだ?」


「タクミの店を潰して欲しい」



あっ…



温和な彼の口から出たその言葉に鳥肌が立った。




「冗談じゃねぇ。俺はアンタの願いを叶える為の道具じゃねぇよ。

悪いけどその話は断る。

それに、俺はもうホストクラブなんてもんには関わりたくない。

大勢のホスト抱えて、

女から金を貰って生活するなんて生き方はうんざりなんだよ。

だからわざわざこんな路地裏で、

20人も人が入らないような小さなこの店をオープンさせたんだ」


「そうか。


……悪かったよ、不愉快な思いをさせて」
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