艶麗な夜華
次の日。


恭也の店は相変わらず忙しくはなかったようで、


カウンターには15分もあれば片付くくらいのグラスしかない。


洗い物を全て済ませ、トイレ掃除が終わると出勤してきた恭也。


「おはよう……」


「あぁ」


コートをクローゼットの中にしまい、


ネクタイを付ける恭也はいつもと変わらない。



「ねぇ恭也……」


「なんだ?」


「今日も……百合花さんのお見舞いに行ってきたの……?」
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