艶麗な夜華
安心するにはまだ早いけどようやく事が落ち着き、


久しぶりに気持ちがゆっくりした今、


目の前には笑顔の恭也。



「まさか翼が自ら此処に来るとはな。


まぁ、随分と手間がはぶけて助かったよ、愛華」



えっ?



隣にはグラスを傾けほほ笑む愛華。



「それはよかったね!


事は簡単に解決するのが一番いい!」



愛華はバーボンを一口飲むと席を立つ。



「お前なんだろ愛華、


翼を此処にこらせたのは」



「さぁ~ね。


じゃあ、今日の飲み代は恭也のおごりって事で!」



恭也の為に、陰で力になっていた愛華。




ヒラヒラと手を振って店をあとにする愛華を、


恭也は笑いながら横目でにらんだ。



「フッ…ったく、バーボン1杯じゃこの借りを返した事にはならねぇだろ」



本当、この2人の関係はなんなのか?

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