艶麗な夜華
カウンターの椅子に座ると、


彼は一つ席を開け隣に座る。



「それで、用件は?」



「あの、明日まで賃料を振り込むのは無理なので、


来月2ヶ月分まとめて振り込むっていう事で…」



「ったく、来月2ヶ月分なんて払えないだろ。


あの店は確実に3ヶ月以内に潰れる」



「えっ!」



その言葉に驚くと、


彼が不思議そうな顔であたしを見る。



「そんな驚く事かよ。


セレクトショップだかなんだか知らないけど、


あんな服誰が買うんだよ。


まぁこんな事言ったら、


作ってるヤツに悪いけどな。


まぁいい。来月まで待ってやるよ。


ただし条件がある」

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