艶麗な夜華
そして無事パーティーは終了し、


お客さんを見送るとママが笑顔であたし達の所へと来た。



「みんなありがとう!最高のパーティーになりました!


お客様にも満足して頂けて、本当に良かったです!


では、各自気をつけて帰って下さい。


本当に今日はありがとうございました」



大満足なママの笑顔に安心し、


帰り支度が済むとすっかり忘れていた帰りの事。



「ねぇ沙希ちゃん!迎え呼んだ?」



声をかけてきたのはミクさん。


いつも高級車に乗った彼氏に送られてくる彼女。


でも今日はたしか"カズ君"って言う人に送り迎えを頼んだんだっけ?


新しい車を買って、


その最初にミクさんを助手席に乗せるとかなんとか。



「あっ、タクシー呼ばなきゃ…」



「なんだ!やっぱり送り迎えしてくれる人いないんだぁ~」



そしてそこにアイさん参上。



「この前はちょっと背伸びしちゃっただけよねっ!


気にしない気にしない!


だって仕方がないもんね!


居ないものは居ないんだから!」



ポンポンと肩を叩き会場の外に出るアイさん。



無性に腹が立つけれど何も言えずうつむいた。

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