艶麗な夜華
そんなあたしを笑う女の子達。


「沙希ちゃん大丈夫よ!


いずれそういう人ができるって!はははっ」



モモカさんのそれは励ましなんかじゃなくて嫌味。



こんなところに1分も居たくなくてタクシーを呼ぶけど、


15分くらい掛かると言われ、


しょうがなく外で待つ。



すっかり暗くなった空の下、


まだたくさんの女の子達がそこに居る。



そんな中、次々と駐車場に停まる高級車。



話しをしていて中々迎えに来た車に乗らない彼女達。



「あっ!サクラさんのお迎え来たんじゃないですか?」


「本当だ」


「うわっ相変わらず彼氏超イケメン!


しかもお金持ち!うらやましい!」



そんな事を話すカノンさんの彼は、


もうすでに駐車場で待機している。



待たせてないで早く行けばいいのに!



なんて思っていると、


ミクさんが大きな声で話す。



「あっ!カズ君来た!」



車に注目するみんなの視線は怖いくらい真剣。



そんな中、あたしの隣に居たモモカさんが小声で話す。



「レクサスって……LS460じゃん。


ははっ大した事ないし!」



そんな事を言っていた癖に、


今度は笑顔でミクさんに話しかけるモモカさん。

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