センチメンタル・スウィングス
「まだ完全に諦めたかどうかわかんねー。それに、ああいうタイプは逆ギレしやすい」
「そんな!」

説得力、ありすぎ!

「このままおまえんちまでつけてくるかもしれないぞー?どうする?親父さんちに行くか?」
「まだ二人とも帰ってきてない・・・からお兄ちゃんに電話します!」

正直、このことがお兄ちゃんにバレるのは嫌だけど、今自分ちに帰るのは心細いし。
かと言って、和泉さんちに行くかと聞かれれば、私は迷わず兄を選ぶ!

「あ、もしもしお兄ちゃん?今大丈夫?・・・・・・・・・・ああぁ、そーなんだ・・・え!?ううん!特に用はなくて・・・私?全然大丈夫!・・・ホント!・・うん。おやすみ」

かろうじてスマホをオフにした私は、思いきり脱力したため息をついた。


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