【短編】甘い嘘
玄関の扉を開いた瞬間、聞こえてきた愛しい声。






何・・・なんでここに居るの?


さっき別れようって・・・。






私は驚きすぎて、またその場から動けなくなった。


瞳を大きく開いて、目の前にいる愛しい人を見つめることしか出来なかった。






「2時間も待たされるなんて思わなかったな。こっちのが不安になっちゃったよ。」


「えっ・・・何?どういうこと??」





クスクス笑う修也。一体何が起こったの?


私の頭にはいっぱいのクエスチョンマーク。









「今日は何の日でしょう?」
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