恋の治療は腕の中で
受付で救急車で運ばれた海老名の知り合いの望月だと言うことを伝えると、もうすぐ検査室から出てくるだろうから救命室の待合室で待ってるように言われた。


医院長大丈夫かな?

大丈夫だよね?

どのくらい待ってたんだろう。待ってる時間が永遠なんじゃないかと思えた。

救命室のドアが開いて中から看護師さんが現れた。

「望月さんですか?」

「は、はい。」

「こちらへどうぞ。」

黙って看護師さんの後についていくとベッドに寝ている医院長の姿が。


「医院長!」

私は慌てて医院長の側に駆け寄ると看護師さんが


「今はまだお休みになられてます。

これから先生のお話しがあると思います。他にどなたか一緒に先生のお話しを聞きたい方いらっしゃいますか?」


私の頭に浮かんだのは勿論悠文。

「あのー。先生の話しって直ぐなんですか?」

「さっき検査が終わったばかりなので検査結果がてでからなので、そうですね……。」

看護師さんは時計を見ながら

「1時前後になるかしら?」
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