憎たらしいほど君が好き
まぁいい、今日の私は心が広い。
何せ彼女ですから。
夕陽の不気味だと言わんばかりな視線を受け止めていると、
「なーなーなーなー」
えらく不機嫌そうな真人の声が聞こえてきた。
理彩が真人の後ろで苦笑している。
「なぁに真人」
…やたらムスッとした顔が私に向けられた。
「俺も混ぜろよ」
「はい?」
「お前らなんか仲良さげだなー、いいなー、寂しいなー」
いわゆる嫉妬、なのだろうか。
どうしよう、すごく嬉しい。
「霞は従兄弟だから。何、身内に妬いてるの?」
「身内だからムカつくんだよ!なぁ理彩?」
「えっ、あたし?うん、まぁ…」
「ほらな」
「真人…今あんた理彩に言わせたよね」
「うるせ」
「マサくん、負けたね」
全員からのブーイングにショボンとする真人。
こんな楽しいものだったのか人間関係。
昔から人付き合いが苦手で友達が少なかっただけに心臓がくすぐったい。
何せ彼女ですから。
夕陽の不気味だと言わんばかりな視線を受け止めていると、
「なーなーなーなー」
えらく不機嫌そうな真人の声が聞こえてきた。
理彩が真人の後ろで苦笑している。
「なぁに真人」
…やたらムスッとした顔が私に向けられた。
「俺も混ぜろよ」
「はい?」
「お前らなんか仲良さげだなー、いいなー、寂しいなー」
いわゆる嫉妬、なのだろうか。
どうしよう、すごく嬉しい。
「霞は従兄弟だから。何、身内に妬いてるの?」
「身内だからムカつくんだよ!なぁ理彩?」
「えっ、あたし?うん、まぁ…」
「ほらな」
「真人…今あんた理彩に言わせたよね」
「うるせ」
「マサくん、負けたね」
全員からのブーイングにショボンとする真人。
こんな楽しいものだったのか人間関係。
昔から人付き合いが苦手で友達が少なかっただけに心臓がくすぐったい。